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カリブ海フランス領グアドループの“ドメーヌ・ド・クルセル”はかつて最上級のラムを生産していた今は亡き幻の蒸留所であります。

当初の蒸留所は1964年閉鎖、しかしその後当時のオーナーであったアメデ氏はサント・マルト蒸留所へ蒸留器を移設して、いつまでかは分かりませんがラムを生産していたようであります。
原酒は1998年頃までグアドループで保管されていたようでありますが、どういう経緯かその後、樽はお隣マリーガラント島へ移送されさらに熟成を続けているところを発見されました。

1972年蒸留2011年瓶詰39年熟成であります。

モルトと違いカリブ海周辺ではその熱い気候からエンジェルシェアが年間7~10%あります。(モルトは2、3%)
もし100樽あったとしたら15年の熟成で約20樽ほどに減少してしまうのです。
なのでフレンチラムの世界では20年クラスの長熟ものでもなかなか目にすることはできません。

いかに39年熟成が凄いことかわかります。

奇跡との出会い、いかがですか。

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