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生涯においてそう何度も出会えない稀少な蒸留酒

ジェラス家自体の歴史は1246年まで遡ることができます。
同家はアルマニャックの地であるガスコーニュにあり、1865年の会社設立以来、現在に至るまで同族経営を守り続けている数少ない会社です
またビンテージ品に関しては1875年物から保有しているという古酒のスペシャリストでもあり、アルマニャックの造り手としてのみならず、バ・アルマニャックとテナレ-ゼ地区にある特徴的な土壌で作られたアルマニャックのネゴシアンでもあります。

ウイスキーを含め、樽熟成を行う蒸留酒において、50年という熟成期間を経て市場に出てくるお酒は、ほとんどないと言ってもよく、樽材自体の限界が40~50年あたりと一般的には言われますが、そこまで残ることが非常に稀です。
ましてやベストコンディションで瓶詰めされるのはごく一握りの樽のみなのです。

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昨日もご紹介の「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」の今度はアルマニャックでございます。

原酒のニーメデルクルー社は1832年創業
数あるアルマニャックハウスの中で最古の歴史を持つ老舗で、数多くのヴィンテージ・ラインナップと品質の高さにおいて評価の高い生産者です。

2003年にフランスのエヴィアンで行われたサミットで各国首脳に「フランスの特産品」としてプレゼントされたのもこのアルマニャックです。