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幻のマール

もう31年も前、1985年に造るのをやめてしまったデュジャックが造った最後のマールです。

1975年から1979年の原酒(40年近く前!?)を約10年間熟成したもので特級畑(クロ・ド・ロッシュやクロ・ド・サンドニ等)の葡萄を使っています。

出会えることが奇跡!?

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言わずと知れた世界5大シャトーのワインの1つムートン・ロートシルト。
そのワインから作られたブランデーです。

昨日ご紹介したロマネコンティ・マール同様マールとはジュースを搾った残りの葡萄をもう1度蒸留させたブランデー。

葡萄はもちろん全てムートンで収穫、醸造されます。

毎年、ムートンの若木からできた葡萄が数樽マール用に使われ、葡萄の搾り残しを2回蒸留し、15~30年間オーク樽で熟成。
そして瓶詰6ヶ月前に平均熟成年が20年になるようブレンドされてから出荷されるそうです。

2002年より不定期でリリースされています。

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問答無用のワインの王様ロマネコンティ。

そのワインを蒸留したブランデーです。

マールとはジュースを搾った残りの葡萄をもう1度蒸留させたブランデー。

ロマネ・コンティを搾った葡萄から丹念に造られています。

通常は、巡回の蒸留業者の手に委ねる生産者が多い中で、DRCでは、一貫してドメーヌ内で蒸留のうえ樽熟、瓶詰めまで行ったマールの最高峰です。

飲まずには死ねない!?(笑)