昨日もご紹介の「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」の今度はアルマニャックでございます。
原酒のニーメデルクルー社は1832年創業
数あるアルマニャックハウスの中で最古の歴史を持つ老舗で、数多くのヴィンテージ・ラインナップと品質の高さにおいて評価の高い生産者です。
2003年にフランスのエヴィアンで行われたサミットで各国首脳に「フランスの特産品」としてプレゼントされたのもこのアルマニャックです。
昨日もご紹介の「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」の今度はアルマニャックでございます。
原酒のニーメデルクルー社は1832年創業
数あるアルマニャックハウスの中で最古の歴史を持つ老舗で、数多くのヴィンテージ・ラインナップと品質の高さにおいて評価の高い生産者です。
2003年にフランスのエヴィアンで行われたサミットで各国首脳に「フランスの特産品」としてプレゼントされたのもこのアルマニャックです。
先日ラムボトラーでもご紹介いたしました、言わずと知れた説明ご不用の英国最古の歴史を誇る王室御用達の老舗中の老舗「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」のコニャックでございます。
名門デラマン、フラパンという作り手のもと蒸留から18ヶ月の蔵元熟成を経て、UKに運ばれ更に熟成された原酒達。
1983・1991という2つのヴィンテージの原酒をBBRマネージャー・ダグが絶妙のヴァッティングを施してボトリング。
その後2年の歳月を経てリリースされました。
同社のブレンダーも務め、その経験に基づいたブレンディングと瓶内でゆっくりとマリアージュされた原酒達はこのレンジでは驚くほどの妙味を解き放ちます。
実はモルトの世界ではとても有名なボトラーズブランドはコニャックも多数リリースをしております。
ボトラーラムに続き次回はコニャックも少しご紹介いたしますね。
マリーガラント島のビエール蒸留所ドミニク・ティエリー氏、イタリアのボトラー「ヴェリエ」のルカ・ガルガーノ氏、そしてフルーツブランデーで有名な蒸留酒の造り手であり、優れた蒸留技術を持つ最後のカリスマと言われているカポヴィッラ氏の3人が手を組んだスペシャルプロジェクトのラム。
カポヴィッラ氏の指導の下、素材の風味を損なわず最大限に生かすため極めて珍しい湯煎式蒸留器(熱湯で蒸留器を暖め、ゆっくり蒸留する方法、1986年彼が開発しオーストリアの職人にオーダーメイドで発注した)を使い、ゆっくり、ゆっくりと蒸留しています。
「PMG」とは“PURE MARIE GALANTE”の略
「LIBERATION 2010」とは、樽から解放(=LIBERATIONの意)された年が2010年であるということで、2007年蒸留のラムを3年間熟成させ2010年に瓶詰された物です。
これを飲んだら何だか心も「LIBERATION」されそうですね(笑)
マルティニークラムをコニャック樽で12年熟成したものです。
カンチェとはカリブフレンチ領の歴史上の重要人物ラバ神父が遠征中マルタ熱を患った時、カリブ海土着の療法の薬カンチェ(さとうきびが原料のアルコールのトニックと口で噛み発酵した緑のタバコの葉)を処方されて癒えたことに由来します。
ラムネイションとは、イタリア・トレヴィーソ(ヴェネツィア北の都市でベネトン本社がある)に本社を置く1920年代から続く「ロッシ&ロッシ」という会社が輸入取扱いしているラムの商標。
そのスコッチ版がウィルソン&モーガン。
イタリアの瓶詰業者と言えばムーンやサマローリが上げられますが、これらブランドよりも比較的価格は安価で常識的なプライスを保っています。(ここが大事で決して格下と誤解してはいけません)
1999年スタートのラムネイションのボトルには、地域のスタンプ(切手)や島の形が描かれています、あえて蒸留所の名前を明かさない、シングル・ドメインのボトラーズ・ラム・シリーズです。
マルティニークAOCにこだわるラムネイションは現地へボトルとラベルを持ち込みボトリングしています。
AOCの無い地域に関しては、樽を購入しイギリスのエジンバラへ送り、シグナトリー社でボトリングしているようです。
どこの蒸留所か推察しながら飲むのもまた楽しいですね。
ロンドンに本拠地を置くボトラー、マーレイ・マクダビット社製(アイラ島のブルイックラディ蒸留所をジムマッキュワンと共に復活させたことで一躍脚光を浴びました)
レネゲイドとは無法者という意味です。
すべてシングルヴィンテージ、スモールバッチの限定品
またも幻のガルデル蒸留所産のラムであります。
その貴重原酒をリムーザンカスクで熟成後、さらに、なんとシャトー・ラトゥールの樽で後熟成、冷却ろ過、カラーリングも行わず、さらに、さらにアイラの湧き水で加水し、ブルイックラディ蒸留所でボトリングという話題満載のラムでございます。
ジメジメした梅雨の夜、冷え冷えのシードルはいかがですか・・
doux bar では「とりあえずビール」のように「とりあえずシードル」をお勧めしております!
シードルは簡単に言うとリンゴのスパーグリングワイン。
こちらのボトルはカルヴァドスのクールドリヨンで有名なクリスティアン・ドルーアンさんのシードルでノルマンディー産です。
もう一方のシードル一大産地ブルターニュ産の濃い直線的な味わいと違いノルマンディー産は甘味と酸味のバランスのとれたキレのあるスッキリとした日本人好みの味わいで夏の夜にピッタリです!
また、シードルにはカシスリキュールよりもフランボワーズリキュールが良く合い、シードルのキールアンぺリアルも最高です!
もちろんグラスでご提供いたします。
試してみてください!
1980年創業、イタリアのジェノバに本拠を構える輸入業者(輸入商社)
非常にアートなラベルデザインと数が少なく価格が高いのが特徴のカリスマボトラー。
イタリアンボトラー全般にいえることでありますが非常にブランドステイタスを構築するのが巧みで、最高品質の原酒を選別し瓶詰しているので購入したい…を飛び越して…ムーンインポートがセレクトする原酒だから価値があるから購入したい…という表現もできるかもしれません。
聞くところによると…『イタリア系のものがほしいなら、少しくらい高くてもしょうがない…』と言うコメントや、中には『ムーンインポートのボトルを眺めているだけで価値のあるブランド』とコメントする方もいるようです。
そしてこちらのボトルはムーンインポートの創業30周年を記念してボトリングされたバードラベル
1998年蒸留12年熟成 360本ボトリング
違う鳥のラベルで違う産地のラムシリーズがあと5種類ほどリリースされました。
ちなみに後ろのボトルはウイスキー、ハイランドパークの1988年蒸留の2008年瓶詰の20年熟成です。
まずはラベルで酔いましょう(笑)
スプリングバンク創業者一族、そしてブルイックラディ立上げの一人であるゴードン・ライト氏がオーナーのイギリスのボトラー。
氏は90年代にはスプリングバンク蒸留所と姉妹会社・ケイデンヘッド社の取締役で営業を担当しており、その後、ロンドンのラ・レザーブ社、マレイマクデビット社、ブルイックラディ蒸留所の取締役を経てアルケミスト社を立ち上げるという、生粋といいますか生え抜きのモルト業界人でございます。
そんなお方がモルト以外に吟味、厳選してリリースしたボトルがこちら。
アルケミスト・ガルデル 1998 10年でございます。
またもや停止したガルデル蒸留所でありまして1998年蒸留2008年瓶詰でございます。
これだけ選択眼の厳しいボトラーに選ばれるというのは、蒸留所停止後、原酒が多量に放出された事を差し引いてもいかに品質の高い原酒であるかということが理解できます。
このボトルも6、7年程前にリリースされもうほとんど目にすることは出来ません。
オープンしたばかりの doux bar には新品がございますよ(笑)