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ブラックコニャック⁉

ダニエル・ブージュ社は創業者のアラード卿が1805年に設立

グランシャンパーニュ地区のほぼ中心にあるセント・プリュイユ村に位置し、現在はダニエル氏と息子のフランソワーズ氏の二人で高品質のコニャックを作り続けており、原料の収穫から瓶詰めまでを全て管理している「プロプリエテール」です。

WINE ENTHUSIAST誌に「ダニエル・ブージュ家は狂信的にクオリティを求める事で有名である」と紹介されています。

ダニエル氏曰く、リムーザンオークの新樽を使用していること、及びガラス製の樽(ボンボン)に入れずに、通常より長い期間木樽のまま熟成を続けること、の2点によりこのような濃色になるとのことです。

こちらのレぜルヴファミリアルは平均熟成:80年

カスクストレングス、ノンチフィルターで瓶詰めされたダニエル・ブージュの最高級品。

この個性は唯一無二です・・・

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長い旅路の末に・・・

ラベルの1962年はまさにキューバ革命の年であり、[Pre-1962]とは1962年以前という意味であり実際には1940〜50年代に蒸留されたものです。

キューバで蒸留された後に樽のまま海を渡り、スペインへ運ばれ名門バルデスピノ一族の酒蔵において、ソレラ・システムで長く熟成されました。

元オーナーのミゲル・バルデスピノは、「これはとても珍しいもので僕の宝物、売り物ではない」と言い、世の中に出回る事は無かったのですが、数奇な運命も重なり新しいオーナーに代わり、門外不出のこの酒はようやく世に出回る事となりました・・・

激動の革命の火種くすぶるキューバからスペインへ・・・

そしてまた運命の悪戯により遥か日本の銀座、それも片隅の小さなバーへと辿り着いた感慨深いラムであります・・・

謹賀新年

By yokoi

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新年明けましておめでとうございます。

1月4日(水)、つつがなく doux bar (ドゥーバー)オープンいたしました!!!

2017年も何卒、宜しくお願い申し上げます!

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2016年大晦日、doux bar 年内最終営業いたしております!!!(笑)

4月15日にオープンして以来、本当に皆様に助けて頂き、多くの勉強、経験をした充実した1年でありました・・・

本当にありがとうございます!

素敵な大晦日、そしてお正月をお過ごし下さい・・・

夢の宴

By yokoi

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先日ある催しでご縁の出来た方の御厚意で、有り得ないプライベートストックのボトルを飲ませて頂く機会に恵まれました!

数行の文字、言葉では説明できない筆舌に尽くしがたい珠玉のボトル・・・

そして味わいでありました・・・

しかし1814年のコニャックって・・・

日本では杉田玄白や伊能忠敬が活躍していた時代です・・・

この業界に居ても一生に数度もない経験でありました・・・

ありがとうございます・・・

この経験をお客様にフィードバックいたさねば・・・(笑)

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コニャックの神髄を究める・・・

そう銘打たれ、三回に分けて開催されて来ましたプロセミナー第三回目最終回に参加して参りました!!!

今回はグランドシャンパーニュ以外の細かな違いからテイスティングによるランシオ香とは何たるや!

ワインやシェリーで言われるランシオとは全く意味合いの違うコニャックのランシオの神髄!

さらに実はランシオ香とは一つではなく年月を経て変化をしていくことなどまで・・・

各地域の特徴の顕著なボトルのテイスティングも含め・・・

いや、やはり今回も神髄でありました(笑)

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皆様いつも本当にお世話になっております。

12月は大晦日(土)まで通常通り営業致します!

又、12月は23日(金)祝日も営業致します!!

年明けは4日(水)より営業致します!!!

宜しくお願い申し上げます・・・

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Heritage遺産の伝説は続く・・・

ポールジロー・ヘリテージをご紹介してこのヘリテージを紹介しないわけにはいきません・・・

創業1870年。

コニャックの中心産地、グランドシャンパーニュ・アンブルヴィル村にシャトーを構え、ブドウの原料をすべて自社畑44haのみでまかなう、問答無用のトッププロプリエテールです。

プロプリエテールとは単一蒸溜所というだけでなく栽培、蒸溜、熟成、瓶詰めを全て自社で行っている生産者の事で、その中でも特に優れているものは数社に満たないとも言われています。

コニャックの聖書(バイブル)、ニコラスフェイス著「コニャック」の中で「強さと繊細さの両極を見事に調和させた、私の味覚にとって最高にバランスのよいコニャック」とまで言わしめ、紹介されていることが全てを物語っています。

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まさにHeritage遺産です・・・

先日、久しぶりに口にし、改めて心奪われ、ご紹介。

コニャックの最高の産地とされるグランシャンパーニュ地区のブードビル村にあるポールジロー家は1650年から400年以上続く旧家<現在のご当主が11代目、息子様が12代目。>

以前は大手コニャックメーカーのブレンド用原酒として樽売りされていました。

ポール・ジロー氏が「ポール・ジロー」として初めて自社ブランドを立ち上げ発売されたのは1976年

現オーナーの父と一緒にスタートし、今となっては説明不要のトッププロプリエテールです。

そしてこのヘリテージ!!

50年経ってもなお素晴らしい葡萄の凝縮感!!

そして熟成感あるランシオも重なり合い最高峰の美味しさです!!!

やっぱり、う、うまい・・・・・

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コニャックの神髄を究める・・・

そう銘打たれた凄いセミナーに参加して参りました。

三回に分けて開催され今回は第二回目です

いや、ホントに神髄です。

どこを切り取ってもマニアック(笑)

今回は土壌のお話が多かったのですがグランドシャンパーニュ、プチシャンパーニュなどの行政区分けを通り越し、本当の地下の地質、その内容はジュラ紀、白亜紀まで遡り、少数精鋭超絶セミナーでございました。

テイスティングもポールジローのブランから1959物までの垂直飲み‼

非常に有意義な時間でありました・・・