連綿と続ける凄さ・・・
ペイドージュ地区に約27haの畑を持ち、その収穫からボトリングまで全てをデュポンファミリーが管理している家族経営のブランド(プロプリエテール)です。
デュポンブランドとして世界に向け正式に立ち上げたのは1980年、3代目当主のエティエンヌ・デュポン氏。
ですが1代目からカルヴァドスを造り続けており現当主は4代目ジェローム・デュポン氏です。
こちらの2本は40年以上の熟成品、一言で40年以上と申しますが彼らは自分が当主の時に造り上げた原酒の晴れの日を目にすることは中々出来ないのです。
祖父や父が大切に造り上げた原酒を自分の代で世に送り出し、そして自分が丹精込めて造った原酒を子や孫が世に送り出す。
日本人からすると気が遠くなるような時間感覚、作業を当たり前に家族で連綿と繰り返している凄い製品なのです。
それをしながらも世界に打って出て、今では世界中の高級レストランやバー、ホテルが取り扱っており、フランス国内ではタイユヴァンやトゥールダルジャンを始めとしてミシュラン3つ星レストランの半数以上がオンリスト、イギリスではハロッズやフォートナム&メイソンなども扱っています。
日本人のように相続税で三代後には財産無くなっちゃうとか考えてはやっていけません(笑)
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