直訳すると三本川、自社の敷地に流れている3本の川に由来するお名前です。
現在はやはり変革の波に逆らえずフランス・ブルディヨン社の傘下経営となり蒸留所は稼働を止め、同グループ、ラ・マニー蒸留所で生産されています。
ですが旧蒸留所より蒸留塔などの設備をそのまま移設、その蒸留塔でそのままトロワリヴィエールだけを生産しておりますので、品質変わらずただ場所が変わっただけとも言えるかもしれません。
そしてこの1996年でございます。
この年にマルティニークはAOCに認定されました。
ボトルの包装も紙箱から立派な木製円柱型へ変更。
ラベルの赤色系(97以降青っぽくなった)の温かみも良く、なんだか色々トロワリヴィエールも変革、気合いを入れてきているのかなぁと考えた思い出あるボトルであります。
ですがその後トロワリヴィエールは蒸留所の閉鎖、吸収、熟成庫の大火事など、比べ物にならない受難、気合いを入れ直さなければならなくなる出来事が待ち構えていたのですが・・・
モルトラヴァ―からも人気の高い銘柄
旧蒸留所産のAOC初認定ヴィンテージ、いかがですか
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