タグ: 13.カルバドス

dscf3565

dscf3566

Exif_JPEG_PICTURE

華やかな香りはNo’1 ‼

本格的に秋めいてきてdoux bar のメイン商品、熟成ラム、コニャック、カルヴァドスが本当に美味しく感じる季節になってまいりました。

本日はカルバドス界の長老イシドール・ルモルトン氏がオーナーであるルモルトン家のカルバドスです。

ルモルトンは、カルヴァドス・ドムフロンテ地区の極めて小規模なメゾンで、生産量もかなり少量。

カルヴァドスにはウイスキーのブレンデッドのように洋梨(ポワレ)のスピリッツをAOCの規定容量ブレンドすることが許されています。

ルモルトンは他のカルヴァドスに比べると、ポワレの割合が非常に高く、ポワレ80%、リンゴ20%を原料として造られるそうです。

数十年前にルモルトンに初めて出逢った時、この情報に懐疑的でありましたが、現当主のご夫婦自身がそう言っていたとの記述を見つけたので間違いないようです。

しかし確実にリンゴのニュアンスが感じられ、梨とリンゴの特徴が見事に溶け合っています。

香りは非常に華やかで、味わいは柔らか、甘さと酸のバランスが絶妙で最高に美味しく秋の夜長、熟成カマンベールとのマリアージュなどで最良のひとときを過ごせます・・・

写真は上から25y、1972、1978、1986、1987、ラルーテと現当主ご夫妻です。

ぜひどうぞ!

DSCF3504

本来は日の目を見ない大事な秘蔵ストック!

カルバドス界の名士として名高いクールドリヨン社のオーナーであり、またカルバドス・ドンフロンテス協会の会長でもあるクリスチャン・ドルーアン氏の大事な大事なプライベート秘蔵ストックを瓶詰めした希少なカルバドス。

優良な原酒で特に洋ナシの含有量が多いドンフロンテ地区のカルバドスは熟成した時に際立って大きな変化を遂げると言われています。

50年近い熟成を遂げたこちらのボトルは厚み奥行き共、筆舌に尽くしがたい美味しさです。