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カリブ海フランス領グアドループの“ドメーヌ・ド・クルセル”はかつて最上級のラムを生産していた今は亡き幻の蒸留所であります。

当初の蒸留所は1964年閉鎖、しかしその後当時のオーナーであったアメデ氏はサント・マルト蒸留所へ蒸留器を移設して、いつまでかは分かりませんがラムを生産していたようであります。
原酒は1998年頃までグアドループで保管されていたようでありますが、どういう経緯かその後、樽はお隣マリーガラント島へ移送されさらに熟成を続けているところを発見されました。

1972年蒸留2011年瓶詰39年熟成であります。

モルトと違いカリブ海周辺ではその熱い気候からエンジェルシェアが年間7~10%あります。(モルトは2、3%)
もし100樽あったとしたら15年の熟成で約20樽ほどに減少してしまうのです。
なのでフレンチラムの世界では20年クラスの長熟ものでもなかなか目にすることはできません。

いかに39年熟成が凄いことかわかります。

奇跡との出会い、いかがですか。

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カリブ海のフランス領グアドループ島のロングトー蒸留所のラムでございます。

1895年創業

カルケラとは元々いた原住民インディオが島につけていた島名に由来いたします。

そしてこちらのボトル、カルケララムの最高級品になりエレガントなデキャンタボトルに詰められた限定版シリアルナンバー入りのプレミアムラムでございます。

1493年3月にグアドループ島を発見した探検家のクリストファー・コロンブスを称えるためにリリースされたものです。

芳醇な香りと非常に複雑な味わいが続きます。

コロンブスやその頃の情景に想いを馳せながら飲みたいですね。

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本日は同じカリブ海フランス領グアドループ島のラムのご紹介です。

ダモアゾー1942年創業

グアドループ島内におけるラム酒のシェアNo1であります。

羽ばたく蝶のような形をしたグアドループ島は東側をグランテール、西側をバステールともうしまして東側グランテールにある唯一の蒸留所であります。

東側のテロワールは火山灰を多く含んでいて水はけがよく、サトウキビ内の余分な水分が少ないため、糖度の高い良質のサトウキビが得られるといわれています。

写真は左が1980、右が1986になります。

1980は蒸留された後に18年間の熟成。
カスクストレングス一切の加水をしていないため、その力強い香りと濃密な味わいが非常に特徴的なラムでありダモアゾーのそのままを感じることができます。

1986は蒸留後15年以上熟成 2001年にミレニアムを記念してボトリングされました。
以前5,6年前までは(もっと前かな)レギュラーラインナップでしたが残念ながら終売。
今、各地のバーにもし残っていればそれが飲めるラストチャンスでしょう。

オープンしたての doux bar にはどちらも未開封でストックございます。

よろしければお試しください。