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合格でした~(笑)

基礎知識を深めることで、少しでもお客様との会話の足しになればと試しに受けてみたチョコレート検定!

決して難しい試験ではないのですが、この年齢になると、勉強して受験して合否を待つ、という一連の流れの緊張感とは随分と縁遠くなっておりますので、久しぶりに心地よくもありましたが、ホッとしました・・・(笑)

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BARでしか味わうことの出来ない・・・

お酒とのマリアージュに特化して作られ、一般小売りも一切しない「BAR専用チョコレート」です。

doux barのメイン商品、コニャック・カルバドス・ラムに1番相性のいいものを一つだけ選べと言われれば、やはりショコラでしょう。

コニャック一つ取ってみてもフルーツのような酸味を感じるものやスパイスのニュアンスを感じるものなど多様にあります。

そんなスピリッツ達との至福の味覚マリアージュを体感できます。

自分のベストマリアージュを探すのも楽しいかもしれませんね。

ショコラティ須藤さんが工夫を重ね、魂を込めたショコラ達、ぜひ試してみてください・・・

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ムートンのカシス!?

ゲストをもてなす際に使われるプライベート用の秘蔵品で、本来は出回らないボトルです。

シャトー・ムートン・ロートシルトでは、ムートン専属の庭師によってシャトーの庭で丁寧に育てられた葡萄以外のフルーツを使って、ごく少量ですがワイン以外のアルコールを造っています。

これはそのひとつで、カシスを使用して造られるリキュール。

果実は7月初めに完全に熟した状態で収穫され、まずは庭で選別が行われ、ワイナリーでも2度目の選別を行った後で潰されます。

その後、シャトー・ムートンのワインを蒸留し造ったオー・ド・ヴィーとともに、オーク樽に約50日漬け込んだ後、圧搾。

その際、果皮は取り除かれジュースのみの状態にして、1リットルあたり250~300gのシュガーシロップが加えられ、瓶詰めされます。

このように丹念に造り上げられたことにより、よく熟した果実の香りと凝縮感のある味わいが、見事に表現されています。

常温のストレートで味わうのが最もその香りを堪能できる愉しみ方であり、少し高いアルコール度数が消化を促進するため食後酒として最適です。

さらにシャンパーニュで割ってキールロワイヤルにするのも、この上ない贅沢と至福のひと時を味わえます。

女王様気分!?(笑)

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ベルタはイタリア、ピエモンテ州のニッツァ・モンフェッラート村に1947年創立された熟成グラッパの歴史を変えた蒸留所であります。

生産者の方が来日されセミナーを開かれたので伺ってまいりました!

熟成をさせないグラッパを初めて熟成させ、成功をおさめた生産者でありその手間や苦労、そもそもの熟成グラッパ愛を感じるとても良い勉強、経験になりました。

なにより昼間明るい内から超高級熟成グラッパを何種類も飲んで美味しいし気持ち良いです(笑)・・・失礼

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私達は農夫・・・

コニャック地方で最高の産地グランドシャンパーニュ。

その中心に位置するセゴンザックの町にメゾン・ポール・ボーはあります。

19世紀にサミュエル・ボーがはじめたコニャック蒸留業者で畑はセゴンザック周辺に100ha所持しており、1977年に自らのブランドPaul Beauを立ち上げ、収穫から蒸留、熟成まで自社で行っているプロプリエテールです。

Nicholas Faithはその著書CONGNACの中で、「グランドシャンパーニュのベスト蒸留所の一つ」と著書の中で最も多く紹介しています。

「私たちは農夫です」とポールの妻デニスは誇らしげにそう言うそうです。

ポールボーのコニャックは素朴な農家のコニャック。

ランシオ香が豊富にある、昔と変わらない味わい。

このオルダージュは、同社の最高級品。

品種はユニブランと少量のコロンバール。

25~30年もの原酒をブレンドして造られています。

パリ・ジェネラル・コンクール2000/2002/2004/2006年金賞受賞!

美味しいです。

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昨日に引き続きアンジュジアールの今日はチュボー家!

ノルマンディ地方の地酒であるカルバドスは、もともと農民が自家用に作って楽しむ酒で、主に自家消費用であまり外に出ることはなく、毎年造ってはいるものの、本業は酪農や他の農作物、民宿であったりして、副業でカルバドスを造っている場合も多く、ごく限られた量しか造っていないものも非常に多いのです。

しかし、熟成によりアルコール度数が下がる前に販売したい(40度未満になるとカルバドスとして販売できない)また、相続税の関係で、父が作ったカルバドスを息子が現金化したい、というような事まで地域の農業組合の世話人といった立場にあるアンジュ・ジアール氏に話が持ち込まれてくるのです。

アンジュジアール氏は、立場上、それぞれの農家のことを良く知っており、それら農民が造った自家製カルバドスを買い付け、ブレンドすることなくそのまま瓶詰を行い、又農家から直接その商品の話を聞き、詳細を裏ラベルに記しています。

こちらのチュボー家は、3代前からカルバドスに適したティレウーの地で良質のりんごと洋ナシを栽培、シードル、カルバドスを少量造っています。

Age Inconnuとは年齢不詳の意味。

公的に証明できる書類が無かったため表記出来なかったようですが
実際は1970年代に蒸留された古酒です。

一般的なメーカーのカルバドスとはまた一線を画す、そこには、ノルマンディーの土地・風土・農民が感じられる「カルバドスの原点」があります。

売れてしまったら2度と飲むことの出来ないボトルなのです。

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農協の世話役さん!?

ノルマンディ地方の地酒であるカルバドスは、もともと農民が自家用に作って楽しむ酒で、主に自家消費用であまり外に出ることはなく、毎年造ってはいるものの、本業は酪農や他の農作物、民宿であったりして、副業でカルバドスを造っている場合も多く、ごく限られた量しか造っていないものも非常に多いのです。

しかし、熟成によりアルコール度数が下がる前に販売したい(40度未満になるとカルバドスとして販売できない)また、相続税の関係で、父が作ったカルバドスを息子が現金化したい、というような事まで地域の農業組合の世話人といった立場にあるアンジュ・ジアール氏に話が持ち込まれてくるのです。

アンジュジアール氏は、立場上、それぞれの農家のことを良く知っており、それら農民が造った自家製カルバドスを買い付け、ブレンドすることなくそのまま瓶詰を行い、又農家から直接その商品の話を聞き、詳細を裏ラベルに記しています。

こちらのスヴィニー家は農家でありながら、民宿も経営しており、本来宿泊客に飲んでもらうための、まさに地酒カルヴァドスです。

一般的なメーカーのカルバドスとはまた一線を画す、そこには、ノルマンディーの土地・風土・農民が感じられる「カルバドスの原点」があります。

売れてしまったら2度と飲むことの出来ないボトルなのです。

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会長厳選のグレートビンテージ!!!

プティ・シャンパーニュ地区にある1852年創業のメゾン・ドゥ・ピュイの秘蔵品。

コニャック蒸留大学に学び、現在日本コニャック協会代表である鯉沼氏が再び3ヶ月間にわたり、コニャック作りを手伝いながら、各生産者を巡り最高に美味しい一樽を選び、加水することなく瓶詰したボトルです。

1973年は、コニャックの造り手さんが口をそろえて言う、過去40年間最高のグレート・ヴィンテージ!だそうです!
口に少し含んだだけでも爆発するランシオの香りの威力を十分堪能でき、並みいる高級モルトウイスキーをも超える名品といえます。

限定526本(要は1樽分)(手書きボトルナンバー入り)

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里帰り・・・

1791年、青年だったトーマス・ハインは固い決意の元イギリスのドルセットを旅立ち、フランス革命のさなかコニャック地方へと移り住みました。

外国人という身分ゆえ、スパイ容疑をかけられたり苦労するものの、コニャックの会社を経営する父を持つフランソワ・エリザベスと結婚、以後はコニャック造りに邁進していきます。

1822年にこの世を去るまでビジネスを繁栄させ、世界中でハインの品質が知られるまでに育てあげ、英国王室御用達にもなりました。

アーリーランデッド・コニャックとはフランス・コニャック地方で収穫、蒸留、樽詰めまでで止め、樽のまま英国に運び熟成、瓶詰めを行ったコニャックです。

このコニャックが熟成されたロンドン・テムズ川沿いの熟成庫は、熟成に最適な湿度などの諸条件が揃った理想的な場所ともいわれています。

またフランスAOCではコニャックにビンテージを入れるのは禁止されていますが、こちらは法律にかからないため「出来のいい年の葡萄」でつくられた1991年のビンテージしっかり入れられています。

「最高のビンテージ」と「最高の熟成条件」でしかつくられないのが“アーリーランデッド・コニャック”なのです。

トーマスの魂もテムズ川ほとりで優雅に味わっているのでしょうね・・・

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連綿と続ける凄さ・・・

ペイドージュ地区に約27haの畑を持ち、その収穫からボトリングまで全てをデュポンファミリーが管理している家族経営のブランド(プロプリエテール)です。

デュポンブランドとして世界に向け正式に立ち上げたのは1980年、3代目当主のエティエンヌ・デュポン氏。

ですが1代目からカルヴァドスを造り続けており現当主は4代目ジェローム・デュポン氏です。

こちらの2本は40年以上の熟成品、一言で40年以上と申しますが彼らは自分が当主の時に造り上げた原酒の晴れの日を目にすることは中々出来ないのです。

祖父や父が大切に造り上げた原酒を自分の代で世に送り出し、そして自分が丹精込めて造った原酒を子や孫が世に送り出す。

日本人からすると気が遠くなるような時間感覚、作業を当たり前に家族で連綿と繰り返している凄い製品なのです。

それをしながらも世界に打って出て、今では世界中の高級レストランやバー、ホテルが取り扱っており、フランス国内ではタイユヴァンやトゥールダルジャンを始めとしてミシュラン3つ星レストランの半数以上がオンリスト、イギリスではハロッズやフォートナム&メイソンなども扱っています。

日本人のように相続税で三代後には財産無くなっちゃうとか考えてはやっていけません(笑)